” ブランディング ” を取り入れないと損⁉︎

ブランディングという言葉をよく耳にするようになりましたが、一体なんなのでしょうか？

いざ「ブランディングの意味を説明して」と言われても、答えられない人も少なくないはずです。

この記事では、知っているようで意外に知らない「ブランディング」について3分ほどで解説します。

『マーケティング』『広告』『ブランディング』の意味合いを理解する

然ですが、あなたは「マーケティング」「広告」「ブランディング」の３つがどのような意味合いなのか説明できますでしょうか？

ここを一色単に考えている人が非常に多いんですよね。

ブランディングを深く理解する上でここは外せません。

この３つの違いって一体なんなのでしょうか？

イメージしやすいように恋人探しを思い浮かべてみてください。

まず、マーケティングですが特定の人にアプローチをし、一途に「あなたが好きです」ということです。

これはこれで悪くないですよね。

広告はというと、不特定多数へ「誰でもいいので付き合ってください」というチャラ男です。

ラッキーパンチもあるかもしれませんし、ある程度の成果も見込めそうですね。

一方、ブランディングはというと、望んだ人から「好きです」と相手から選ばれることです。

つまり、ブランディングを一言でいうと、「あなたじゃなければダメという状態をつくること」です。

このようになれたら嬉しいですよね。

簡単ではありませんが、適切な考え方と行動をすれば可能です。

『ブランディング』を３つにわけて考える

ここからは、ブランディングを３つにわけてお伝えします。

① プロダクトブランディング

② ストアブランディング

③ エンターテインメントブランディング

１つ１つ解説していきますね。

プロダクトブランディングとは、製品ブランドを確立するために行うことです。

消費者が製品に興味関心を持ち、他の製品との比較検討、そして購入に至るまでのプロセスに関わることはすべて、ブランドへ影響します。

良い製品だから買うとは限りません。

面白いパッケージだから引かれることもあります。

高品質な製品であっても、どこがどう優れているかを消費者が理解できなければ、品質の良くない製品と同等のものと扱われます。

そこで、製品そのものの特徴のほか、製品を包むパッケージや商品名、商品の宣伝方法などをブランドのコンセプトに基づいて設計し、他の製品との違いをアピールしていきます。

その結果、消費者が他の製品との違いに価値を見いだすようになれば、製品ブランドを確立できたと言えます。

ストアブランディングとは、店舗の雰囲気（デザイン）です。

お客様が売場前を通り過ぎていく時間はわずか2秒と言われており、この一瞬の間にブランドへの興味・関心を引き出していく必要があります。

現在は明確な特長のないブランドの苦戦が続いており、まずは「どこにもない特長」を設定すること。

そしてお客様が思わず足を止めてしまうようなビジュアル面での「仕掛け」を作ることが必要です。

エンターテイメントブランディングとは、お客さまを楽しませる体験価値を演出をすることです。

モノよりも、体験価値を提供することです。

例えば、ディズニーを思い浮かべてみてください。

アトラクションそのものに魅力を感じることもあると思いますが、その場での人との触れ合いやキャストとのコミュニケーションがより特別感を醸成しています。

つまり、エンターテイメント業界における感動体験の創出のためには「お客さんにこんな想いをしてほしい」「こういうことがあったら楽しいだろう」という作り手側の感覚が非常に大事になります。

他にも、最近では美容室でもお酒（シャンパンやビール）、本格的なカフェラテを無料で提供する店舗も増えてきました。

髪を切る（整える）ことにプラスして特別感を演出しています。

特別な体験は、勝手にお客さまが宣伝したくなる仕掛けとなります。

インスタや他のSNSで発信をしてくれます。

これは、こちらがお願いしなくても自ら進んで行ってくれます。

そのような仕掛けをデザインすることは重要です。

『マーケティング』や『広告』をうまくいかせるための受け皿

マーケティングや広告をうまくいかせるためには、受け皿の役割である「ブランディング」を用意しておく必要があります。

広告費を何十億だそうがブランディングが無ければ、スカスカのザルから水が流れでていることになります。

ザルではない、しっかりとした受け皿を用意することで効果的な成果を期待することができます。

ここまでくれば、ブランディングの重要性に気づけたのはないでしょうか。

取り入れないことで本来選ばれていた人をみすみす逃していたかもしれません。